京都の福祉職場の魅力発信プロジェクト
きょうとフクシのシラセ[ブリッジ]
福祉ってものすごくたくさんのキャリア、未来があります。大学や研修での講師、専門性を磨いて資格の取得、スーパー相談員…その広がりも知ってほしいですね。
一職員として働いているよりも、主任などの役割を持つ方が、施設全体のことが分かったり、職員同士のことがより分ったりするのはいい機会でした。いろんな職種と関わるので、学べることも多いです。
専門職として力を付けてきたのに、経営にかかわることに戸惑いも。でも、自分だから気付く視点を生かして、施設にどう働きかけるか!?と思考を切り替えて取り組んでいます。
現場職員から管理職に上がっていったので、マネジメントに不安がありましたが、職員たちが「施設長がこの施設のカラーです!」と言って支えてくれるので、“利用者さんや職員が楽しくいられる施設にしよう!”と頑張れています。
自分だからマネジメントを任されたんだ、と思うとやっぱり嬉しいです。
自分ならこうする、と上司がやりすぎると職員の機会を奪います。それは支援と一緒。職員は利用者さんの成長や変化を喜び、管理職はそれにプラスして職員の成長も喜ぶことができる。強い責任感を感じます。
施設長はしんどいけど、施設を理想に近づけることができる。若い時期の仕事の経験が財産になり、それらを使って「こうなればいいな」を実現していくんです。また、このやりがいのある仕事に携わる職員たちを、応援する立場でもあります。
採用担当としては、コロナ禍で社会情勢が変わる中、「それでもいま、福祉をやりたい」と思った気持ちを聞きたい。5年先、10年先のビジョンを持つことと同じくらい、やりたい気持ちは大事です。
仕事を楽しくすることやワークライフバランスは、周りの環境も必要だけど、自分の姿勢も大切。自分の思う仕事や生活を考えて、その実現を目指してください。
どんな仕事も大変。「大変」とは「大きく変わる」と書きます。福祉業界の変化をリードするのか、後からついていく姿勢でいるのかで全然違う。自分自身の人生プランも含めて、誰かに委ねず、自分で選択していってほしいです。
(福)京都総合福祉協会 Sさん/(福)福知山学園 Hさん/(福)みねやま福祉会 Kさん/(福)洛和福祉会 Fさん/(福)洛和福祉会 Hさん/(福)リガーレ暮らしの架け橋 Kさん
法人の理念をしっかり理解して法人を運営していく中で、事業所ごとに目指すものが異なったり、旗振り役が変わったりすれば、チームも変わる。自分たちが制度を作っている、変えているという実感が、この立場のやりがいにつながっていると思います。/どんな仕事でも、しんどいけどやりがいがあって、誰かの役に立っています。自分は、目の前の人や物事に一生懸命になっている人を応援したい。現場に近い施設長になろうと思っています。/「管理者が引っ張ってくれるから、職員も楽しく頑張れる」と言われて、マネジメントも人と人との関わりなんだな、と向き合うことができました。/キャリアアップを目指すなら、「考えを言語化し、発信できる」「自己研鑽を自ら行う」「対人関係が良好に保てる」「基礎職の技術にも成長がみられる」の4つの視点を意識すると良いですよ。/施設長の資格研修を通信教育で受講していて、帰ってからも勉強をしています。大変ですが、いい経験になっています。