それってなーんか、自分の頭の中だけで考えていませんか?
そのイメージがどこから来たのか、考えてみましょうか。
京都の福祉職場の魅力発信プロジェクト
きょうとフクシのシラセ[ブリッジ]
それってなーんか、自分の頭の中だけで考えていませんか?
そのイメージがどこから来たのか、考えてみましょうか。
この「なーんか」という言葉がポイント。
「詳しく知らない」の意味かもしれないですが、逆にいうと福祉を「ちょっと知ってる」のでは?
例えば介護だと、認知症の祖父母を、ご家族がお世話されていた記憶。24時間365日、排泄など支え続けないといけない。夜もよく眠れず、いつまで続くかわからず、不安や苛立ち、疲れの中にいる。そんな「大変さ」は知っているのではないですか?
介護を家庭だけで担うのは大変ですし、親しい家族が変わっていくことにショックも受けるでしょう。
でも仕事としての福祉は、一人で全部を抱えるのではなく、勤務時間や役割を決めて、困ったことがあったらスタッフ同士で補い合い、専門性を持ち寄ってケアをします。
利用者さんや施設の中をよりよくするために考える、企画職の要素もあったりします。そして、目の前の利用者さんだけでなく、ご家族や保護者の方を支える役割でもあるんです。介護や育児に追われている方の負荷を軽くすることも仕事。それも工夫のしどころで。
そう知ると、「大変そう」の見え方が変わってきませんか?