食べる?

「森川さんのフルーツ」が
食べたい

#思い出の味 #森川果実店 #日本一あったかい商店街

社会福祉法人 リガーレ暮らしの架け橋

「森川さんのフルーツ」が食べたい

ある利用者さんが言われた。施設に入居しても、子どものころからよく食べていた、あの店のフルーツを食べたい。自宅で過ごしているときと同じように。あの店とは、森川果実店。
地域行事で以前から知り合いだった森川さんに、このリクエストについて思い切って相談。すると、施設への配達を快諾いただいた。
配達の際には必ず利用者さんと顔を合わせ、自宅で過ごしていたころと変わらない関係性を続けてもらっている。

森川さんとの関わりはそれだけにとどまらない。利用者さんの状況に合わせた細かい要望にも、仕入れから調整して対応していただいている。
「森川さんのフルーツが食べたい」、一人の利用者さんのそんな思いを実現することから始まった関係が、いまや地域との輪を広げ続けている。

希望の
ランチボックス

#カフェさぴゅいえ #お弁当おいしそう #絵上手

社会福祉法人 南山城学園

希望のランチボックス

毎日100円を握りしめ、おばあちゃんと一緒にやってくる小学2年生の男の子は、唐揚げが大好きで。「昨日の唐揚げ弁当おいしかった~」と喜んでくれていた。宿題を終わらせたらお弁当を買いに行く!と決めていた小学生の男の子も、毎日楽しみにしてくれていて。お弁当のイラスト付きのお手紙をくれた。

緊急事態宣言が発令されていたとき、家庭では子どもたちのお昼ご飯が大きな課題となっていた。カフェで何かお手伝いできないかと、子どもたちに100円でランチボックスを販売することに。地域の方と一緒に乗り越えようと、いろんな希望を持ちながら励まし合う取り組み。
100円のお弁当は、家庭の助けになったのはもちろん、カフェを通して地域の子どもたちとのつながりを作ってくれた。

ハートで食べるを
取り戻す

#グランデも飲めちゃう #限定に弱い #食べるは生きる

社会福祉法人 レモングラス

ハートで食べるを取り戻す

「口から食べることが、もう厳しいです」脳梗塞を患った後、ある利用者さんへの医師からの言葉。でも、大好きなスタッフと一緒に、またおいしいものを食べたいの。「食べる」は、どこで誰と食べるかが大事。家でご飯、友達と外食。そんなあたりまえをどうすれば取り戻せるか、代わりの何かができないか。この仕事をするまでは考えたことはなかったけれど、一緒に考え「あたりまえな生活」を続けてほしい。

施設だから、を理由にするのではなく、施設でも楽しくあったかい生活ができるように。
1階にいるスタッフに会いたい、という目標を持って、3階から毎日散歩。少しずつ食事もできるようになり、強い思いは、医師の予想を覆す。
また一緒にカフェへ行けたね。次は何を注文しよう?

一緒にカレーつくろ!

#このあとの彼の笑顔 #世代間交流する日常 #地産地消

社会福祉法人 大樹会

一緒にカレーつくろ!

果実が実る広い庭と、一から切り開いた畑がある大きな古民家。ここは「みんなの家」、学び合う場所。今日は、子どもからご高齢の利用者さんまでみんなでカレー作り。みんなで耕した畑で育った人参を、真剣なまなざしで切る彼。おじいちゃんと一緒に何かすることも、包丁を使うのも初めて。戸惑いながらも、懸命に手を動かす。こんな風にそばに付き添いながら、子育てされてきたのかな。真剣に見守ってくださるおじいちゃんの優しさ。認知症になっても人と人とのつながりは何も変わらない。

土を耕し、種を植え、水をやって成長を見守る。収穫し、調理を経て、食事をする。すべての工程を共に行うことで育まれる関係性。そこには普段と違う、たくましく成長する彼の姿がある。

支援される側も支援しているんだ!

支援される側も支援しているんだ!

名人はキッチンカーで
やって来る

#マ・ルートのカフェ #特別メニュー #けん玉¥0です

社会福祉法人 みねやま福祉会

名人はキッチンカーでやって来る

ここに、けん玉名人がいる。障がい部門の利用者さんだ。以前の職場では、一人でこっそりけん玉の練習をしていた。だって、けん玉は遊びで、職場に持っていくのはいけないことのように思えたから。でも、このマ・ルートなら、思いっきりけん玉ができる。なぜなら、けん玉は彼の重要な仕事のひとつなのだ!

テーマパークの清掃スタッフが、掃除の途中でパフォーマンスを始めるのと一緒。彼のパフォーマンスには人を惹きつける力がある。カフェのおいしい食事を届け、笑顔になってもらいたい。そんな思いでキッチンカーを走らせている。
キッチンカーで地域へランチの販売に行けば、行列ができる。ランチを楽しみにしている人と、けん玉に引き寄せられた人と。
今日も彼のパフォーマンスが、カフェと地域の人たちをつないでくれる。

子ども・障がいのある方・高齢の方
みんなでいる方が楽しい!

子ども・障がいのある方・高齢の方みんなでいる方が楽しい!

いざ、乾杯っ!!(どや)

#ストレス発散! #冷ややっこのタレ選べます #無礼講

社会福祉法人 よつば会

いざ、乾杯っ!!(どや)

外出も外食もお祭りも人と会うことも制限、制限。「我慢、我慢」とストレスが溜まっていたある日。外がダメなら内がある!と、職員が室内ビアガーデンを企画。飾りやメニューも工夫して、居酒屋の雰囲気たっぷりに。ご利用者にも手伝ってもらって(野菜の皮むき上手!)。

「まさか施設でお酒が飲めるとは」そう思われるかもしれない。
もちろん、利用者さんの健康のことをたくさん考えているけれど、“食”ってそれだけじゃ語れない。久しぶりのビールに喜ばれた方もいれば、チビチビかつハイペースでノンアルコールビールを飲まれる方など様々。職員も一緒に大笑いのひと時となった。「楽しく飲んだと聞いて、昔、一緒に飲みに出かけたことを思い出しました」ご家族からいただいた言葉もうれしい。

良薬 口に甘し

#栄養だけじゃない #生きるエネルギー #ほっこり

社会福祉法人 同和園

良薬 口に甘し

物静かで、声掛けには笑顔で頷く。柔和なこちらの女性。
今年に入って、食欲がなくなられてきた。せめて好きな食べ物をお出しできないかと、ご家族に聞いてみると「甘いものが好き」。では、とケーキを1日ひとつ、お出しすることに。食事に手を付けなかった彼女が、ケーキは召し上がった。それからは毎日ケーキひとつと紅茶で過ごされる。

気が付くと、食事もしっかり召し上がるように。そして、ケーキも。じゃあケーキはもう必要ないのでは、と医師からの助言。そうかなあ…?
ケーキ、やめますか…?職員がご本人に聞いてみると。今まで嫌な顔などされたことがない彼女の渋い顔。そんな彼女のささやかな自己主張に、ご家族も職員も大きな充実感。

おいしい!
たのしい!
うれしい!

#見た目もかわいい #大きなお口! #すてっぷセンター

社会福祉法人 京都府社会福祉事業団

おいしい!たのしい!うれしい!

さぁ~!おひるごはんのじかんだよ~!大きな口を開けてぱくぱく食べる子どもたち。時には苦手なメニューが出てくることも。
「食べてもらえたら、トマトさんもきっとうれしいだろうなぁ~」食べ慣れていない食材でも楽しい雰囲気であれば〝食べてみよう〟という気持ちがふくらんだり、実際に食べたりするきっかけにつながることもある。

一口でも食べることができたときは、「すごい!」とたくさんほめてもらって、うれしくなる。そんな関わりが、療育に通う子どもたちの喜びや達成感、意欲につながっていく。五感で〝おいしさ〟を感じられるよう、彩り豊かに盛りつけられた工夫いっぱいのメニュー。今日もピカピカになったお皿の前で、ごちそうさま!

食べられるものが
増えるっていいね!

食べられるものが増えるっていいね!

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